
床下収納庫や倉庫、タンスの奥に眠る、熟した都農ワインを飲んでみようと、
農家さんの企画ではじまった、タンスワインの会。今回で2回目。
1996年のマスカット・ベリーAは感動しました。
丸くなった酸味、渋味は15年の歳月の恩恵を感じました。
フレッシュ感がなくなり、深みのある味わい・・・。
「もう。飲めんちゃねぇっか~」という声とは裏腹に、
綺麗な熟成をしていました。とってもいい感じでした。
時の魔法によって素晴らしい変化!

他にも、シャルドネ2001年や1997年のカベルネ、
1人1本持ちよりのタンスワインがあっという間に空き、
15年の想いで話にも花が咲きました♪

今度は夏に、ブドウ園でBBQしながら、熟したワインを楽しみたいです☆彡
それにしても、
マスカット・ベリーAは、面白い変化をするんですね。
赤尾
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- 2011/01/26(水) 23:18:43|
- 生産者の皆さん
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ブドウ農家の今井君の畑で、立派な氷柱を拝見!
このところの寒さのお陰で、綺麗な「つらら」ができていました。

この氷柱は、スプリンクラーでブドウ園に水をかけ、枝を凍らせます。
寒さを与え、深い休眠を誘導し、発芽を良くするという栽培技術の一つです。
この地域では、数件の農家さんが毎年冬、試みています。
春先の萌芽が揃って、ブドウの質も上がり量も安定します。

朝日の眩しいブドウ園で、キラキラと輝く氷柱。
「この数年では一番いい氷柱ができました。」と今井君。
春の萌芽が楽しですね。
今井君は、キャンベルの生産者。
このような栽培の工夫で、美味しいブドウを作っています。
ワインも都農ワイン一番人気のキャンベル。
甘い香りと優しい甘さ、爽やかな酸味のロゼワインです。
好評発売中のキャンベルは、
こちらから。
赤尾
- 2011/01/16(日) 12:56:44|
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昨夜、ブドウ生産者の皆さんと自宅で眠っている都農ワインを
持ちよって、カフェでワイン会を行いました!
「昔の都農ワインって、どんげな味になっちょっとけ?
飲むっとや?ちょっと飲んでみろやっ!」と
ブドウ生産者の信弘さんと数年前、話をしていたのですが、
ようやく第1回目が実現しました! ↓信弘さん

そもそも、都農ワインを集めている農家さんがいて、
ワインの貯蔵について、聞かれたことがありました。
ワインは腐るものではありませんが、貯蔵によって味わいの
変化も随分差が出てきます。そこで、ご家庭で、ワインをどこで
どう貯蔵するのがベストなのか・・・。
温度変化の少ないところで、直射日光のあたらない場所。
①ワインセラー。
②ワインセラーがない場合は、涼しい床下収納庫。
③寝室のタンス奥に新聞紙でくるんで。もしくは日陰の倉庫。
ということで、私も高額なワインを持っていた時に、
ワインセラーを買うまでの間、そのワインを「タンス」
の奥にしまっていたことがありました。
あいつは、高いワインを持ってるらしい・・・。
その高額のワインをいつかみんなで飲もうぜ!
ということで、「タンスワインの会」となりました。
以前は、いろんな種類のワインや有名どころのワインを
集まって飲んでいたことがありましたが、
今回は、持ちよりで自宅で眠る、都農ワインで集合。
気の知れた仲間で、初めての企画です☆

年代物の都農ワインをそれぞれが・・・。
1996年(初年度)都農ワイン ベリーA 赤ワイン
1996年(初年度)都農ワイン シャルドネ 白ワイン
1997年 都農ワイン キャンベル ロゼワイン
2001年 都農ワイン キャンベル ロゼワイン
と懐かしいワインがズラリ。
聞くところによると、まだまだストックワインを
持っている人もいるようでした☆
都農ワインが設立してから13年間の想い出話に花が咲き、
設立頃の農家さんや工場長の苦労話、これからの
都農ワインについての話で盛り上がりました。
これも何より、都農ワインが13年間存続してきたこと、
その歳月とそれを支えてきたブドウ農家さんたちと
年代物の都農ワインで語り合えたことは嬉しいひと時でした。
ワインってオモシロイです。

小畑工場長がいつも言っているように、ワイン醸造に携わる人間は、
積極的にブドウ園や農家さんの所に足を運び、栽培に携わる人間は、
できる限り醸造に関わりを持つべきですよね。
ワインは、ブドウによって、品質が大きく変わります。
ブドウは、人、地域、気候、風土によって、作柄を表現していきます。
そのブドウをどのようなワインに仕上げるのか、
「ワインを作る」という醍醐味の一つだと思います。
そして、そのワインをどのように楽しむのか・・・。
都農でワインを作ることは、それらを表現することによって、
地域の地酒、ワインづくりは農業の延長線上にあるという意味を
果たすことになってくると思います。
地域に愛されるワインになるためには、
栽培と醸造の絆が原点だと思います。
これからも、皆さんとの絆を深め、太く長い関係を築きたいです。
ちょっとした小さな1歩でしたが、楽しいひと時でした。
定期的に飲みながら、少しずつ、タンスの輪を広げたいです。

気になるお味の方は。どちらも、ワインとして非常に良い状態でした!
‘96のベリーA :非常にまろやかで、酸味と味わい深さに驚き!
‘97のキャンベル:チェリーやアンズのような複雑香りとふくよかな甘さに感動!
‘96シャルドネ:次回!
ワインも人も熟成する。。。(^^ゞ
赤尾誠二
- 2009/06/19(金) 18:05:05|
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都農町は、県内一の梅の産地。尾鈴山のふもとの立野、轟地区では、2月になると梅の花が咲き誇り、5月下旬から梅の収獲がはじまります。こちらは、山間部の傾斜を利用した立派な農家さんが多くいらっしゃいます。都農ワインでは、3年前から
地域にある資源を生かすために、うめわいんの製造をはじめました。今日は、梅の生産者 黒木健二さんご家族を紹介いたします。

写真左は、紅南高梅。写真右は、南高梅。綺麗です♪
健二さんご家族は、お爺ちゃん、お子さんを含めると4世代の大家族です。20年くらい前から蜜柑から梅の栽培に切り替えられたそうです。健二さんは、高鍋農業高校を卒業後、園芸関係の専門学校に行き、帰郷。農業をはじめることに。7年前に同級生のやよいさんと結婚。現在は、2人のお子さんがいらっしゃいます。梅、蜜柑、ミニトマト、米と年間をとおして、いろいろな作物を作られています。梅は、南高梅・紅南高梅・鶯宿梅(おうしゅく)・白加賀梅を栽培されていて、南高梅をメインに栽培されています。鶯宿梅は、梅ワイン用としてワイナリーにも出荷してくださっています。
最近は、ネット販売が特に反響が多く、全国各地からご注文をいただいているそうです。特に梅は、収獲時期が限られているので、短期戦。注文の多い日は、選果、パッケージングなどで半徹夜状態が続くそうです。
でも、『なにより、お客様からダイレクトに声が聞けるのが嬉しい。クレームもありますが、毎年楽しみにしてくださっているお客様に、美味しい!というお言葉をいただくと、とても励みになり、もっといい梅を作らにゃいかんって意欲も沸きます。また、梅をとおして、いろんな人と繋がり、広がっていくのが楽しい』っておっしゃっていました。
また、今年の6月5日「けんぼー農園一家」が日本テレビの「思いっきりテレビ」「バンザイ!日本の大家族」で紹介されたそうです!すごい~!
栽培から販売まで一生懸命のけんぼー農園。梅ジャムや梅ジュースなどの加工品開発にも力を入れていて、「梅大好き」一家。私とも年が近いご家族なので、いろいろ刺激をいただき、元気もいただきました。
今年の梅は、遅霜、雹など大変な年で、果実に傷がついているのが多く、選別作業がとても大変だったそうです。梅は小ぶりでしたが、味は良いとのこと。
今年のうめわいんも期待できそうです。うめわいんが出来たら、今度一緒に飲みましょうね!都農ワインでは、梅の発酵も終盤、来週からろ過や瓶詰に向けた作業をはじめます。私達もいいうめわいんをつくらんといかんです!
『
梅もんじゃ けんぼー農園』の立派なwebサイトも奥様自身が作られています。美味しそうな梅の写真にうっとり、楽しい
ブログも必見です。
梅もんじゃ けんぼー農園 のWebサイトは、
こちらから。
http://www.umemonja.net/
赤尾
- 2007/06/28(木) 08:02:37|
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