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小畑 暁・赤尾誠二の 挑戦!ブドウ栽培とワイン醸造

雨の日も風の日も台風の日も!私達が農園と蔵から新鮮情報をお届けします!

2010 土づくり順調

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今月は、意外に雨の多日月になっています。
季節の変わり目、今週の寒さが最後でしょうか。

鶏糞堆肥を施肥して2週間ほど経ちました。
土を発酵させるようなイメージで施肥耕転してきました。
散布した鶏糞を土壌微生物が分解している様子です。
その発酵の目安にしているこの白い菌糸。
鶏糞の臭いは無くなり、スッと甘い香りに変わりました。
この堆肥と微生物の働きによって、様々なミネラル分が
ブドウの根へと受け渡され、ブドウ、ワインの味わいに
つながります。順調に土づくりが進んでいます。
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萌芽の予測など今年の計画も立てていかなければなりません。
動きの早い樹では、水上りがはじまっていました。
そう春はすぐそばまで来ているようです。


赤尾
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  1. 2010/02/17(水) 18:39:45|
  2. 土づくり
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土づくり

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全国的に、厳しい寒さの中、さすがの宮崎でも、結構な寒さになっています。日中は、10℃前後で、朝晩は、-1℃~1℃。外の作業は、厳しい寒さの中で行われています。

剪定が終わり、土づくりをはじめました。地元の鶏糞堆肥を散布して、その日のうちに耕転。鶏糞独特の臭いはありますが、土の微生物が堆肥をエサとして、分解していきますので、その臭いは、2日も経つと無くなります。10aあたりに、3t程度を散布。数字を見ると沢山!というイメージはありますが、撒いてみると微々たる量という感じです。
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『スーパーマニア』という散布機でムラの無いように散布し、10cmほど土と混ぜます。土の微生物と堆肥によって、団粒構造ができ、春の萌芽期には、ブドウの根がそこに張ります。病気に強い健康なブドウが育つ為の大事な土づくりです。
今月いっぱいには目処が経つように、段取り良く作業を進めたいです。

赤尾
  1. 2008/02/10(日) 10:40:19|
  2. 土づくり
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刈った草で土づくり。

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刈った草を土と混ぜて、土づくり。

ハンマーナイフと言う草刈機で細かく砕いた草を耕転していきます。
10cmほどと、浅めに耕転していきます。

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草はたくさんのミネラルを含んでいます。その草を土の微生物やダンゴ虫なのどの生物が分解し、土にもどっていきます。そして、団粒構造がつくられます。そこに、ブドウや植物の根が張ります。土づくりは、微生物やダンゴ虫などが草や堆肥を分解できる環境を作ることが大事です。

今年の農場での作業は、来週中に目処が立ちそうです。

赤尾

  1. 2007/12/14(金) 13:12:35|
  2. 土づくり
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循環型の土づくり

随分、都農でも冬らしくなってきました。朝晩は、5~7℃と寒く、日中でも15℃前後。東北、北海道では、異例の雪。暑かったり、寒かったりと異常な気候ですね。
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写真は、木屑。細かくチップした状態です。
農場では、土づくりをはじめました。今年の新たな取り組みは、木屑を使っての土づくりです。地元有機農業研究会の技術アドバイスをいただきながら、今年初めて取り組みます。
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写真は、散布後の様子、1~2cmの厚さになりました。
木屑は、建築廃材などの木材廃棄物を細かくチップ状にしたもので、ボイラーの燃料やその他燃料として使われていますが、農業の分野では、都農町が農林水産大臣賞を頂いた技術、土ごと発酵で農地に活用します。撒いた木屑を土壌の微生物が分解し、土をつくります。山の土と同じ原理です。試験的に数園を今年やってみます。
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10cmほど、土と耕転して、発酵の様子をみていきます。

赤尾
  1. 2007/11/22(木) 23:48:05|
  2. 土づくり
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緑肥栽培。草を刈って土づくり。

梅雨らしい空模様。
朝からどんよりとした空を見ると、心もどんより。
朝方は、厚い雲に覆われた都農ワインの農場。梅雨本番ですね~。
20070604115140.jpg
お陰で乾いていた土には恵みの雨。土の微生物は、水分がないと
活動できません。先週から、腰の高さまで伸びた草をハンマーナイフと
言う機械で切る作業をしています。(今度機械を紹介します)

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写真は、刈った草に白い菌糸が出ている様子。
草を刈る目的の1つは、刈った草を土の微生物が分解し、土壌団粒が
できます。そして、草にはマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を
多く含んでいるので、ブドウがそのミネラルなどを利用できるようになります。
もう1つは、土を直射日光に当てないよう、腰くらいの高さまで草を
生やしてから刈っていきます。草のマルチのような感じになります。

「草ボーボーで何やっとんじゃい!」って怒られた事もありましたが、
一次肥大に入る養分吸収の高い時期まで待って、切るようにしています。
地元有機農業研究会の皆さんのアドバイスで、緑肥栽培を取り入れています。

akao
  1. 2007/06/04(月) 18:51:00|
  2. 土づくり
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プロフィール


小畑 暁(おばたさとる)
1958年:北海道旭川生れ
帯広畜産大大学院修了(農産化学専攻) 、1984年:海外青年協力隊員としてボリビアへ
1988年:南九州コカ・コーラ海外事業部就職 関連ワイン会社にてワイン醸造研修 1992年:ブラジルの現地法人ワイン工場に支配人として赴任、ブラジルのワインコンテスト新酒部門で1位に入賞
1996年:(有)都農ワインに工場長として就任
2001年:県地域づくり奨励賞受賞

そして:

赤尾誠二(あかおせいじ)
1974年:宮崎県児湯郡川南町生まれ
1993年:高鍋農業高校卒業
同年4月:技師として都農町役場に採用、宮崎県食品加工開発研究センター微生物応用科で一年間研修、都農町果実酒醸造研究所にて3年間の試験醸造に携わる
1994年:山梨のワイナリーにて研修
1996年から都農ワイナリーで栽培、醸造に携わる
2000-2001年:カリフォルニア サクラメントで開催されたUnified Wine&Grape Symposiumに出席
2006年2月:日豪交流事業の一環として、日本を代表して、豪ティンタラワイナリーで2ヶ月半の醸造研修
豪交流年プレスにて紹介
同年8月都農町役場退職、有限会社 都農ワイン就職、工場長代理となる。

お問合せ

(有)都農ワイン
〒889-1201
宮崎県児湯郡都農町大字川北14609-20
電話:0983-25-5501FAX:0983-25-5502