ちっちゃなクモを見ただけでも、悲鳴を上げてしまう私・・・。
よく言われます。「田舎育ちのもんがナニいっとんじゃ~」って。
今日は、ちょっと立派な甲虫類のカミキリムシを発見してしまいました。
手で触れるわけないし、棒で芝生に出して、撮影しました。綺麗な柄でした。

キィキィって鳴くんですよ。以前、ぶどう畑でたまに見かけていました。枝を食べたり、幹をかじったりしていることがあります。近頃は、農場で見なくなりました。
今ぶどうは、二次肥大の終盤に来ています。枝の様子が少しずつ変わりはじめました。成長点付近の葉は小さくなり始め、枝の色も緑色から、オレンジっぽい雰囲気に。ベレゾーンが近くなりはじめた合図でもあります。
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- 2006/06/30(金) 19:55:36|
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オリ引き兼粗ろ過。難しそうな顔していますが、ただ単に、プレスフィルターのファンベルトが切れそうで交換するかどうか迷っているところの写真。結局、この後、ファンベルト交換しました。
うめワインは、後発酵を終了して、オリ引きしました。
後発酵は、15度前後でじっくりと低温発酵を2週間程度続けました。
今年のうめワインは、梅の香りをベースに、洋ナシ、桃、メロンといった果物のニュアンスを強く感じます。今年は、3回目のうめワインの製造。いろいろとノウハウを積みましたので、作業自体は、スムーズに進みました。
オリ引きの後、珪藻土ろ過、ろ紙ろ過、7月5日、6日頃に瓶詰めを予定しています。販売は7月15日と今の時点では考えております。今年のうめワインも自信作です。こうご期待あれ。
- 2006/06/29(木) 18:12:02|
- 醸 造
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梅雨らしいジメジメとした天気が続いている都農・・・。
梅雨前線が都農の上空を上がったり、下がったりしているようです。
あと1週間と見ています。梅雨明けするのが・・・。早くスッキリしたいですね。


やっとやっと、作業が追いつき、マスカット・ベリーAの房作りまで追いつきました。
今年の農作業は、追いつきそうで、追いつかなくて、ちょっと遅れ気味でしたが、やっと追いつきました。栽培の中で、作業が遅れることが一番怖いです。
どんなに良い技術を持っていても、適時の作業ができなければ、何にもなりません。きちんとした、計画を立てて、行動していかないといけませんね・・・。でも雨の中、スタッフの皆さんのお陰で、のりきることができました。
週末は、焼肉??アジもいいなぁ・・・ そう、最近毎日アジを食べているんですよ。アジ中毒!
- 2006/06/28(水) 07:53:25|
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なんという蒸し暑い天気だったのでしょう。外に出るのに勇気がいるムシ暑さでした。

洗濯物も乾くようで乾かない・・・。キャンベルズでも書いてありましたが、不快指数120%!除湿機欲しい・・・。農場では、引き続き、ベリーAの房作りをしています。
今日は、うめわいんのオリ引きだったので、私は工場にいました。工場内でも暑かった・・・。

昨日と今日で、ぶどう園の様子で一番違ってきたのが、葉の艶です。太陽がギラギラすると、葉もツヤツヤしてきます。まるで、油を引いたようにピカピカしているんです。
すごい量の雨は降ったのですが、果実は急に大きくなることなく、じっくりしています。
以前は、曇雨天が続き、急にピーカンが続くと葉が焼けたり、病気になっていました。
しかし、土作りに取組み始め、地元有機農業研究会の皆さんの指導のお陰で、年々元気に梅雨を乗り切れるようになりました。

- 2006/06/26(月) 07:24:02|
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マスカット・ベリーA エステートの房作りをしています。
梅雨本番というか、強い雨が時より降っている都農です。
なかなか作業が追いつきそうで、追いつかない・・・。今週いっぱいで、マスカット・ベリーAの房作りが終わりますが、ちょっと遅れました。雨の中、皆さんに来て頂いて、作業を進めています。作業を細かく分けて、作業回転を早くして、効率よく進めてきましたが、反省点も少しあります…。

着初が始まるのは、7月の中旬以降。粒の大きさも現在、15㎜くらいの粒が、25~30㎜になります。そう、今はまだ、ちょーすっぱい。すっぱい中に、味の濃さや水っぽさなど確認していきます。梅干のようなすっぱさではなく、すっぱいけど、ベリーAの味はしますよ。これから、徐々に甘み、風味が増してきます。完熟ぶどうの甘みを楽しみたい方、是非、農場へも遊びに来てくださいね♪
- 2006/06/24(土) 18:22:21|
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シャルドネの自己摘芯が一部の園ではじまりそうでした。

ぶどうの生育ステージの中で、節目になる自己摘芯。葉の枚数は、23枚~25枚。もう、これ以上葉を展開することがなくなってきます。
昨年までは、もう少し先だったのですが、今年は、ちょっと早い自己摘芯になりそうです。わき芽の伸長が枝元から止まりはじめ、枝が硬く、木質化してくるにつれ、枝先に向かって、わき芽の伸長が止まります。そして、成長点の伸長が最後に止まります。
枝が充実しているので、新しい葉を出す必要がなくなります。これから、さらに養分を果実へ蓄積しベレゾーンをむかえます。
- 2006/06/22(木) 17:21:59|
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快晴続きで初夏のような暑い日が続いています。
日中は、30℃を超え、日差しは強く、ムシムシ状態。
セミの鳴き声?も聞こえたような、聞こえないような・・・。
こんな暑い日は、キリリと冷やした、スパークリングワインをグビっと。
ちょっと動いただけで、汗が止まりません。夏だ~!スパークリングだ~!

そんな暑い農場では、ぶどうの枝きり、房づくりをしています。
皆さんの体形も引き締まったような…。ぶどうも引き締まったような…。
ダイエットしたく、体力に自身のある方、一緒に作業をしませんか??
慰労会の甲斐あって…。今週いっぱいで目処が経ちそう、やっと追いつきました。
そこで、またBBQをしなければなりません・・・♪
- 2006/06/21(水) 23:14:20|
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昨夜は、北インドの古典音楽の中でも古い様式を残すデュルパッドスタイルのライブがカフェで行われました。40数名のお客さんが来てくださり、インド音楽の異次元の世界へ吸い込まれていきました・・・。面白かったです。綺麗だったなぁ~♪

昨日からずっと天空の城ラピュタの様に雲の中にあったワイナリー。
今朝まで、雲の中でした。霧の動きが風に流れて見えるんです。
10時頃から急に雲が晴れ、青空が見えてきました。曇雨天が続いて急に晴れると葉が煮えたりするような事がありました。もちろん、いろんな病気も増えてきます。
今日見る限りでは、大丈夫のようです。それにしても、空気が澄み切って、日差しが強いのには驚きます。痛いくらいでした。これから、一雨、二雨と夏に向かって、気温も日差しも強くなり始めすね。
- 2006/06/18(日) 16:24:56|
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昨年買った、一眼レフカメラのペンタックス君を持って、農場へ出かけました。
お金がなかったので、ボディーしか買っていません。レンズは、工場長のレンズを借りています。ボディーよりレンズのほうが値段が高いんで…ボチボチ買っていきます。

いつもは、コンパクトカメラを持ち歩いていますが、今日は、あまりにも空気が綺麗だったので、久しぶりに一眼レフを持って、畑に出かけました。
撮影日:2006.6.18 11:01
PENTAX ist DS SIGMA DC 125mm 中央重点 MF
1/500 F8.0 0.0EV ISO:400 AF:マクロモード AWB
- 2006/06/18(日) 16:22:57|
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今日は、晴れました!といっても曇です。時よりパラッと小雨が額にあたります。昨日あれだけ水が溜まっていた園の通路も水はすっかり引き、夕方か明日にでも機械を入れてもワダチができそうにないくらい、水はけが良いです。
土作りに取組み始めて、最も変わった、排水性。度々、このような事を見ていますが、本当に水はけが良くなったと実感します。

シャルドネの粒が、11㎜になり、10㎜を超えました。ついこの間まで、8-9㎜だったので、驚きの伸長です。房全体も一回り大きくなってきました。
今年は、やや小ぶりですが、これまでが、ちょっと大きかったのかもしれません。粒の大きさも揃ってきました。来月中旬には、順調にベレゾーンに入りそうです。
- 2006/06/16(金) 13:28:53|
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今日は、ものすごい豪雨になりました。昨夜から激しい雨音が鳴り、
お昼過ぎまで、ずっと降り続きました。雨量は、90㎜程度。
ちなみに、ワイン銘醸地の雨量の少ないところは、400㎜~500㎜です。
畑に見に行くと、あちらこちらに水溜りができていました。

こんな激しい雨の中、房出し作業を今日も続けています。スタッフの皆さんに
ホント、助けてもらっています。明日で、シャルドネが終わりますので、
少しずつ遠い先が見えてきました。シラー、カベルネ、マスカット・ベリーAが
まだ控えています。もう2踏ん張りです。明日は、焼肉で慰労会の予定!
ぶどうの水周り(ベレゾーン)まで、作業が追いつくようにしないと・・・。
- 2006/06/15(木) 13:24:29|
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マスカット・ベリーA エステートです。昨年2005年のビンテージは、台風前にすべて収穫を終わりました。9月5日が台風、収穫が終わったのが、9月3日・・・ギリギリでした。そして、仕込がはじまって、大事な温度管理時の停電。幸い、2時間くらいで復旧しましたけど、台風となると、ぶどう園も工場を影響を受けます。去年の台風14号凄かったっすよね…。

そんな中の早期落葉した影響も見せず、今年も元気に育っているベリーA。
土作りに取組み始め、玲二さんたちの整枝剪定技術の指導によって、台風の影響は、ほとんど出なくなったように感じます。翌年の芽の充実は、今の管理によって導かれているので、これからの管理も重要です。しかし、誘引作業の遅れで、多少のバラツキが見られます。房作りに来週初めに入りたいです。
2005年のワインは、深みのある色とブルーベリーのような果実の香り、イチゴのような爽やかさもありながら、ヨーグルトのような香りもします。心地よいタンニンと爽やかな酸味のバランスがいいワインです。地鶏の炭火焼と飲むのが私は好きです。
現在、瓶詰して4ヶ月。味わいのバランスがよく、タンニンが少しずつ柔らかかうなって、味わい深さが増してきたように思います。ん~今夜飲みたいな~♪
2005年は、この数年では、かなりいい仕上がりのワインになっています。
- 2006/06/14(水) 19:18:36|
- 栽 培
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この数日、シャルドネの房だし作業をしています。

開花が終わり、一時肥大に入るシャルドネが、枝や針金、葉の上に
のったままの状態がたまにあります。その房を1房ずつ表へ出していきます。
それから、1枝に3,4房ついている枝から房を落としたりしてます。

今日は、晴天になり、蒸し暑い日になりましたが、明日の午後は、豪雨の予報。
少しでも作業が進むよう、スタッフの皆さんは頑張っています。
粒の大きさが9㎜程度になりました。毎日見ているとそんなに変わらないと
思いますが、スケールを当てると今週入ってからの肥大スピードは、すごいです。
同時に、わき芽の伸長が止まってきました。葉柄の付け根に力こぶができ、
赤くなってくるのが目印です。
- 2006/06/13(火) 23:40:05|
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今日は、快晴。気温はそんなに高くないのですが、初夏を思わせる
気持ちよい一日でした。今日は、私が葉面散布をしました。
全園を周ることができる作業なので、いい機会だと思って6時に起きして、
ワイナリーに向かいました。ところが、資材が足らなくて、どこ探しても無く、
結局7時半くらいまでいつのも園周りをしました。
資材が揃って、いざスタート!・・・。今度は、ガス欠・・・。
デーゼルエンジンなので、エアーをかむと大変・・・。
すぐに雄二さんを呼んで、何とかエアー抜きが終わりようやく作業開始。
順調♪と思いきや数園周った所で、急にエンジンストップ・・・。
今度は、駆動系のVベルトが切れたんです。またまた、雄二さんにヘルプ。
2時間で終わるところが、4時間もかかってしまいました。
一番疲れたのは、雄二さん?だと思います。有難うございました!

シャルドネで、これまであまり成績のよくなかった園が少しずつ良くなって
きていました。今年は更に、良い表情をしています。地元有機農業研究会の
三輪さんのアドバイスによって、春先から管理をしてきたので、
昨年よりも期待できる、いい年になりそうです。

3年前では、想像も付かない表情の8耕区。
葉の形、艶、厚み・・・。そして、こんなに大きくなった房を果梗が支えているんです。
ほとんどの房は、下に垂れ下がっているんですけど。充実しています。
- 2006/06/11(日) 23:46:58|
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昨日は、土砂降りの雨、久しぶりの雨になり、恵みの雨になりました。
今日は、地元有機農業研究会のリーダー三輪さんと園周り。

今年の管理のポイントを指導してもらいました。春先の低温によって、
植物がどうなったか。また、その中での管理を植物を見ながら、4月下旬から
管理してきました。そして、その時の結果が、今の表情を導いている事を
教えて頂きました。しかし、作業が遅れた事と作業のムラが、表情の違いとして
も現れています。三輪さんは、すべてお見通しですけど・・・。

これだけ、気候が変化している中で、“例年通りの管理”では、対応できない。
昨年と今年の植物の表情の違いを写真で見ながら、今年の良い所、悪い所を
探してもらいました。今年のシャルドネは、昨年よりも良い表情をしています。
楽しみです。
- 2006/06/09(金) 00:07:50|
- 栽 培
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日中は、30℃くらいまで上がり、初夏思わせるような晴天になりました。
梅雨入りして、まだ雨らしい雨が降っていない都農ですが、沖縄では、
結構雨が激しいようですね。毎年、梅雨明けは、6月下旬~7月上旬なので、
まだまだこれからが本番のようですね。

巻きヅルが房になろうとしています。巻きヅルの先に小さな花が咲いていました。
枝が充実していると、巻きヅルは、本来、果実?なんですね。

今農場では、房つみをしています。着果負担を減らして、よりよい品質の
ぶどうを得るためと収穫時期が少し早まることが狙いです。
ベリーAが今日で終わりました。これから果実は、約1月半後のベレゾーンに向けて、養分を蓄えていきます。葉面散布、肥培管理、地元有機農業研究会の皆さんのアドバイスを頂きながら進めていきます。
- 2006/06/07(水) 11:18:01|
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葉の葉脈先から出る葉水。
樹の状態があまりよくない時に出るのですが、
綺麗です。

デジカメ:canon IXY 4.0Mega Pixels
撮影モード:マクロモード、WB:オート
- 2006/06/05(月) 05:49:00|
- 栽 培
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桜の花見のようにはいきませんが、ぶどうの花見も見事!!
満開宣言から、2週間が経とうとしています。シャルドネは、一次肥大に
入り、カベルネは、結実期に入りました。ぐんぐん成長しています。

日々変わるぶどうを眺めながら、思い出し反省・・・する事があります。
先日、テレビのニュースで、4、5月の宮崎県の日照時間が例年の60%前後と
言っていました。気温は、朝晩の気温が例年よりも低めだそうです。
葉っぱは、果実や枝、来年の芽、種を充実させるための養分を作っている工場。
その工場に必要なものは、光です。光と合わせて養分をつくる…。
光合成をするための光が足らんとです。オテントサマの力は偉大です。

地元有機農業研究会の皆さんに、教えていただいている管理によって、
開花、肥大ともに順調です。しかし、作業の遅れが生育の違いにも出ている
園もあり、適時作業も大切さを痛感しました。作業はやっと追いつきましたが、
春先の長雨、強風・・・。と言って始まらないし、できる事を少しずつやっていきます。
来年は、もうちょっと作業の組み立てを工夫しよう…。
- 2006/06/04(日) 18:54:33|
- 栽 培
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かもし発酵(?)中の梅に櫂入れしています。なかなかに重労働です。

かもし発酵中の梅です。

後発酵(?)中の梅です。赤ワインと違って泡が黄色い。洋ナシのような香りがします。
先日、かもし発酵を終え、ただ今、うめワインは、後発酵中です。
今年のうめワインは、洋ナシ、ラフランスの香りが強いように感じます。同じ梅でも、採れる年によって作柄がありますから、当然のようにそれぞれの特徴があるのは当たり前なのですが、面白いと思いました。梅にもビンテージがあるのです。
おそらく、来週末ぐらいに後発酵を終え、発酵停止、その後冷却をかけ、来月の初めには、粗ろ過が出来るのではないかと思っています。そのころになると、今度はぶどうの仕込み準備で大忙しです。
- 2006/06/04(日) 18:07:49|
- 醸 造
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農園では、ツル出しが後数日で終わりそう、順調です。
梅雨に入ったものの5日連続の晴天。作業もはかどりました。

毎年植えている芋も明日定植の予定。ぶどう園の管理の手が少し空く時期を
狙って、作業を進めてきました。そこで活躍する機械をイチゴ農家さんから
借りてきました。名前が面白い。パタパタ整形機と言います。

畝を立てながら、横の土を固めていく、優れものの機械です。
明日、雨が降る予定ですので、ばっちりの日程になりました。
芋は、連作障害が出やすいと言われますが、土作りを毎年栽培前にしているので、
障害は出ていません。収穫量も安定していて、味もよいです。
この芋は、市場に出しますが、ポクポクして、秋におなじみの焼き芋には最高!
これから、5~6ヶ月後の収穫になります。
- 2006/06/01(木) 05:52:48|
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