本日も快晴なり。秋晴れの日が続いています。
今日は、新酒キャンベルの初瓶詰です。この間仕込んだかと思ったら、もう、瓶詰なんですから、早いですよねェ。キャンベルは、とっても色が綺麗です。今年は、さくらんぼのような弾けるピンク色。瓶詰後は、色も落ち着いてきますが、例年ほど濃さはないのですが綺麗な色をしています。イチゴやモモなどの甘い果物の香りが工場内を漂った一日。。。

今日、明日とキャンベルの瓶詰を行います。

瓶詰直後は、色も香りも落ち着いていませんが、1週間から2週間でぐっと落ち着いてきます。販売までには、いい感じで落ち着いてくると思います。
akao
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- 2006/09/29(金) 23:29:01|
- 瓶詰・貯蔵
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明日から、いよいよ瓶詰がはじまります。2006年の新酒販売は、10月15日からです。後、2週間とちょっとです。瓶詰の準備は、ろ過、工場の片付け、掃除、機械のメンテ・・・。慌しく、時間が過ぎていきます。でも、1回目が大変で、その後は徐々に楽になってきます。先日の水ストップが痛かった・・・。今日は、何時までかかるんだろうというくらい、忙しかったです。無事、明日から瓶詰ができそうです。

この写真は、珪藻土ろ過のサイトグラスの写真です。左は、ろ過前の混濁した状態、右は、ろ過後の清澄したワインです。これは、キャンベル・アーリーのロゼワインです。

↑これが、珪藻土ろ過機です。
今年のキャンベルは、モモの香りとミントのような香りがします。きりっとした酸味と柔らかい甘みは、爽やかな印象を受けます。都農ワイン、人気No,1の商品です。
来週、再来週と製品作りをし、15日からの販売開始です。お楽しみに♪
akao
- 2006/09/28(木) 23:15:12|
- 栽 培
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今日は、いろいろありました。町水道が出なくて、工場のすべての機能が停止。
原因は、雷でした。それも、ずっと前の雷で、水道施設の基盤が壊れていて、ポンプに負荷がかかったのと、ベアリングが消耗していて、モーターが焼きついたのです。保険で、2台のポンプが設置されているのでが、両方故障していました。
水がないとトイレも使えないし、カフェも仕込ができませんし、工場も洗いができないので、何もできませんでした。当たり前に使っていた水。使えなくなって、改めて、水の大切さを実感しました。モーターがこれまた特殊で簡単に対処できなかったのですが、幸い、業者さんが一生懸命対処してくださって、半日でモーターのコイルを巻きなおしてくださいました。お陰で、夕方には復旧することができました。おそらく、2~3日は、水が使えなかったと思います。ゾッとします・・・。

今日は、水が使えないのですが、瓶詰に向けてカウンタープレッシャーという複雑な瓶詰機を分解する事ができました。販売に向けて、1日、1日の作業が大事になってきます。製品を切らさないよう、見通しの取れる1ヶ月分の毎日のスケジュールを組む時間が取れました。さあ、今週末は、いよいよ瓶詰です。頑張ろう!!
akao
- 2006/09/26(火) 21:42:16|
- 醸 造
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ホント、朝晩は、涼しくなりましたね~。私は、ちょっと喉が痛い・・・。
今日は、マスカット・ベリーAの搾汁。今日で、最後になります。今年のマスカット・ベリーAは、ベリー系の香りが強く、華やいでいます。色合いは、赤みが強いのですが、まだ、酵母によって濁っていますので、もう少しすんでくると解ります・・・。

赤ワインのマスカット・ベリーAの場合、皮ごと1週間ほど発酵させた後に搾ります。
搾る時期もですが、この時の香り、色を毎回確認して、次回の発酵のさせ方や、オリ引きのタイミング、方法などを頭に入れていきます。今年も、順調に発酵をしてくれました。
この後は、オリ引きを繰り返し、ろ過をして、10月上旬には、瓶詰を行います。

そう、この搾汁機を使うことは、もう、来年までないんです。ほんの2ヶ月間くらいでしたけど、トラブルも故障もなく、よく働いてくれました。ありがとう。プレスくん。
akao
- 2006/09/23(土) 17:39:02|
- 醸 造
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今日は、秋晴れと言うより、残暑が残るような日中でした。朝晩は、すごく涼しくなってきていて、今朝は、18℃くらいまで下がりました。急な温度変化には、体調をくずさないように、気をつけなければなりません。

農場では、ビニールの撤去作業を続けています。破れかぶれになったビニールを棚からはずして行きます。雄二さんを中心に手際よく作業が進められています。およそ、半分?くらいはビニール取りが終わりました。園を歩いていると、主柱が風によって、20cmくらい持ち上げられていました。風の強さってすごいです。こんな柱が10本ほどあります。押さえ込めるものでもないし、掘って立て直すしかなさそうです。冬場の仕事が一つ増えました。

ぶどうを見ると、枝の色が木質化し、剪定の時のような枝色に変わってきていました。葉は、緑色から、淡い緑、黄色味がかってきています。今後台風が来なければ、残っている葉は、紅葉しそうな雰囲気でした。
akao
- 2006/09/19(火) 17:57:04|
- 栽 培
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昨日の工場は、搾汁やかい入れ等、作業を午前中までに終わらせ、暴風域に入りそうなくらいには、帰宅しました。山の木が根元から右へ左へと揺さぶられているのを見て怖いくらいでした。
都農では、暴風域をかすった程度で大きな被害はありませんでした。しかし、県北延岡では、竜巻、県南、県西では、突風や雨による被害が後を絶ちませんでした。各地に甚大な被害をもたらした台風13号、被害にあわれた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

今朝来てみて、がっちり固定していたはずのぶどうコンテナ、ロープが外れて、散々な状況。農場は、収獲は終わっていたので、果実への心配はありませんが、葉は、来年の芽の蓄積ために大事なものです。枝先の葉は、飛んでいましたが、元葉はしっかり残っていました。思った以上に葉は残っています。しかし、ビニールを取っていない園の殆どが、風によってビニールが外されていました。今週は、片付けに追われそうです。
- 2006/09/18(月) 06:40:48|
- 栽 培
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珍しく、今日は晴れました。と言っても午前中だけ。夕方からは、ゴロゴロと真っ黒い雲と雨が激しくなりはじめました。台風13号は、日本列島横断しそうな予報が出ています。雨や風による被害に気をつけなければなりません。

農場では、ぶどうの収獲をすべて終えているので、ひとまずホットはしていますが、風が強そうなので、ビニール取をしています。パッカーというビニールを止めているものを取りながら、ビニールを谷に落として引っぱり、くるくる丸めます。暑い中のこの作業は、とてもハードです。全部の畑のビニールを取ることは出来ませんでしたが、半分くらいは終わりました。ビニールが風を受けて、ぶどうの棚を押し、痛むことがあるからです。
残りは、来週、片付けます。

最近、農場にワンちゃんがよくやってきます。人なつっこく、かわいいです。
手伝う気があるようなそぶりは、作業をしている皆さんを和ませています。
akao
- 2006/09/16(土) 23:49:47|
- 栽 培
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台風13号、九州に向かっていく予報が・・・。少しでも被害が少ない事を・・・。
収獲も仕込みも今日で終わりました。一月半、あっという間でした。暑い夏は、どこへ??もう、朝晩は、秋ですね。これからは、赤ワインの搾汁、オリ引き、ろ過・・・。瓶詰を月末に控えた作業は、たくさんあります。気を引き締めていきたいです。

今年は、8月4日の醸造開始と例年より、1週間ほど遅くなりました。間には、台風10号がきて、収獲を終えていないぶどうもたくさんありましたが、踏ん張ってくれました。今年は、苦しい仕込みでしたが、2006年の都農ワインで造るぶどう、すべてをタンクの中に入れました。これから、発酵、熟成・・・。リリースをまちます。

1週間ほど、いたと思う、ケロちゃん。コンテナの横にいたり、柱の隅にいたり、住みついているようでした。よく声をかけていたものです。しかし、今日の夕方は見かけませんでした。仕込みも終わったから引越ししたのかな?どこへいったのかな?
akao
- 2006/09/15(金) 18:00:56|
- 仕込み
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昨日からはじめた、自社農園のマスカット・ベリーAの収獲は、無事今日で終わり、昨年並みの収穫量になりました。品質は、昨年より若干、味わいの濃さは落ちますが、皆さんの力をお借りしながら、大切に作ったぶどうだけあって、とても風味豊かです。と、我ながら自負しております。
収獲できているバイトのスタッフが「美味しくてたまらない!すみません。ちょっと食べ過ぎてしまいました。1房、家族に持って帰ってもいいですか?」って言ってくれました。
糖度は、20度くらいですが、しっかりと色ものり、味わい深い甘さです。

これから、仕込みを行います。除梗、破砕の仕方、酵母の選択、発酵温度の持っていき方、搾汁の設定等、いろんな醸造スタイルの中から、ワインメーカーは、ぶどうを見ながら、醸造技術を選択していきます。
収獲に
玲二さんがお手伝いに来てくれました。
「安定していいぶどうが出来るようになったね」と数年前からの整枝剪定にアドバイスをくださった玲二さん、自分の事の様に喜んで収獲をしてくださいました。
akao
- 2006/09/13(水) 18:49:44|
- 栽 培
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ぐずついた天気は、相変わらず。今日も、曇、時々雨の予報の中、収獲している間は、降りませんでした。秋雨前線の影響で、日中は、初夏の梅雨を思わせる蒸しこんだ天気です。でもさすがに、最近の朝晩は、涼しくなって、秋らしく感じます。
今日は、シラーの収獲をしました。収獲をもう少し早くしてあげれば良かった。
着色は、まあまあなんですが、蜂、スズメなどにつつかれている果実もありました。
綺麗に発酵させ、樽でじっくり熟成させていきます。

それから、台風13号、不気味な進路予報です。しかも、猛烈に強い台風のようです。1週間後の予報だと、九州上陸しそうな進路なんです。ベリーA、カベルネの収獲を急ぐようにしました。今週中に目処を立てないと、やばそうです。
akao
- 2006/09/11(月) 23:05:34|
- 栽 培
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シャルドネの仕込が終わりました。長かったです。
痛んだ果実を取りながらの収穫、量はずいぶん落ちましたけど、農場スタッフの皆さんのお陰で、いいぶどうだけを使って、ワインを仕込むことができました。

台風のダメージと収獲の適期が遅れた事もあり、品質がどうなのか・・・。
発酵中ワインのワインもじっくり香りが立ってきました。柑橘系の香りも強く、酸味に味わいの幅があり、色も黄色味が強く感じます。昨年と現時点での差は、香りの立ち方です。昨年ほど現時点での香りは、立っていないように感じます。まだなんともです。でも、全体的に濃さ、があるように感じます。これから、どう変化していくのか、楽しみです。

今週末は、収獲は休み。月曜日から、今度は、赤の品種です。
秋雨前線が発生していて、天気がくずれそう・・・。
akao
- 2006/09/08(金) 18:45:37|
- 仕込み
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今日もどんよりと、いつ降りだしてもおかしくないような、
お天気が続いています。夕方には、激しい雨と、ゴロゴロと雷が・・・。
あわててPCのコンセントを抜きました。
シャルドネの収獲がやっと明日には、終わりそうです。
長かったです。収穫量は、昨年よりも落ちますが、品質は、昨年並みの
果汁です。台風の影響もありますが、よく踏ん張ってくれました。
そして、農場スタッフも、黙々と収獲をこなしてくださいました。思った以上に
はかどり、助かりました。

来週からは、シラー、ベリーAとタンクの様子を伺いながらの収獲になります。
天気が良くなる事を、祈ります。

写真右上と左:マスカット・ベリーA エステートになるぶどう。
写真右は、粒の根元まで、しっかり着色してきた様子です。
akao
- 2006/09/06(水) 19:28:39|
- 栽 培
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雨が降るような、降らないような・・・曇の日が続いています。夕方になると、パラッと夕立が降ります。収獲には、ピーカンのお天気よりも曇の方が体力的には、良いです。
雨に当たらないよう、何とか収獲を続けています。

シャルドネに合わせて、タンクの準備と樽の準備、蔵内でも、忙しい日が続いています。
今日は、オリ引きを3本、タンク洗い、3本を工場長が、ホースをかたぎながら、蔵内を走り回り、私は樽の準備で、フォークリフトのガソリンが満タンから空になるほど走り回りました。今日の仕事は、先が遠く、終わった時は、嬉しかったです。

蔵内とは、仕込場、発酵、貯蔵するタンクのある、工場内の事をいいます。
私の行ったオーストラリアのティンタラワイナリーでは、セラーと言っていました。白ワインの造る蔵内を○○セラー、赤ワインを造るところを○○セラー、樽のセラー・・・。
そして、ワインを造る総責任者をワインメーカーと言います。ワインのスタイルを決定します。その下でサポートする人をアシスタントワインメーカー、更に、ホワイトワインメーカー、レッドワインメーカーと組織が大きいほど、ワインメーカーの構成も複雑です。また、そこで作業をするスタッフの事を、セラーハンドやセラーラットと呼んでいます。ワインメーカーは、マネージャーと同等の地位で、気軽に声をかけれるオーラじゃなかったのを思い出します。
都農ワインは、工場長がワインメーカー、すべてを決定していきます。そして、一応私が、アシスタントワインメーカーです。でも、大きな会社ではないので、いろいろな仕事を兼務していますが・・・。とても楽しいですヨ。
akao
- 2006/09/04(月) 18:19:30|
- 醸 造
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今日までシャルドネの収獲で、明日は、お休み。月曜日からシャルドネ収獲再開。
今日は、13耕区の園を収獲、シャルドネ全部で8園ありますが、この13耕区は、植栽して8年目にはいります。一番の高台にあるので、風には弱い園ですが、年々、品質も上がってきている楽しみな園です。

植栽して4,5年は、病気に弱く、苦労していた園です。
特に地元有機農業研究会の皆さんの指導によって、良くなってきました。
土づくり、整枝選定、肥培管理、適期作業、裏付けのある理論で、指導していただきました。結果も伴い、農薬にも頼ることなく、病気にも強くなってきました。
園に見に行くのも楽しみな園です。風痛みは多いですが、黄色く熟したぶどうです。

ぶどうの品質によって、ワイン造りを変えていきます。園の違いを把握し、醸造につなげます。この園は、フルーティーで爽やかさを特徴としたアンウッディッドになります。
akao
- 2006/09/02(土) 20:27:28|
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