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小畑 暁・赤尾誠二の 挑戦!ブドウ栽培とワイン醸造

雨の日も風の日も台風の日も!私達が農園と蔵から新鮮情報をお届けします!

ASAHI PENTAX

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先日、友人がM42レンズとマウントを送ってくれました。
Super Takumar 24㎜、F3.5(デジカメ換算で36㎜相当)というフィルム用のレンズ。といっても、私は、カメラの知識も歴史もほとんど知らないので、??って感じですが、とっても綺麗なレンズで、かっこいいレンズです。
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で、装着!!早速、農場へ。。。絞り優先で、いろいろ試し撮り~。
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誘引した、シャルドネの枝が随分垂れ下がってきました。
横に倒して誘引した枝は、しばらく横に伸びて、下へたれてきます。
今年は、枝先端の生長点がコンパクトです。充実した年、いい年は、生長点がコンパクト。ここまで、朝晩の気温が涼しく、寒暖の差がある春になっています。寒暖の差は、夜間の樹の代謝消費を抑えてくれます。例年よりも節が短く、葉も生長点もコンパクトに感じます。

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写真は、この時期よく見かける、モンシロチョウ。動くな止まれ!
って言いながら追いかけながら撮りました(笑)
モンシロチョウとの距離がなかなか縮まらなくて。。。

このレンズは、フィルムカメラのレンズで、スクリューマントがあれば、
今のデジカメでも使えます。今使っているデジカメ用のレンズに比べて、
なんとなく描写が柔らかく感じます。まだまだイケルレンズです。
ペンタックスの良さは、昔のレンズでも遊べるところですよね。
工場長もレンズいっぱい持ってるし♪
これで楽しみがまた増えました。ありがとう、モモチャン。

赤尾
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  1. 2008/05/29(木) 17:21:56|
  2. 栽 培
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梅雨入りしそうな都農ワイナリー

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先週。沖縄では、梅雨入り。宮崎(九州南部)でも
いつ梅雨入りしてもおかしくない天気が続いています。

開花時期に梅雨。。。当初は、ホントブドウにとってキビシイ所だと思っていました。
開花時期の梅雨は、空中の湿度がバリバリ高くなるので、花粉にカビが発生し、
花が結実せず、流れていくことが多かったです。
しかし、土づくりに取り組みはじめ、樹を健康に育てていく管理をはじめてから、
農薬に頼らなくても、灰色カビは発生しなくなりました。

といっても、心配は心配です。
今後は、開花時のキャップ(花冠)残の様子を見ながら、対処策を考えていきます。


赤尾
  1. 2008/05/26(月) 12:14:04|
  2. 栽 培
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黄金千貫の植え付け。

おととい、急遽、芋植え準備を開始。
そして、昨日午前中に植え付け終了。約20a分。6,000本植えました。
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土作りは、連休明けの天気のいい時期にしていました。
鶏糞を10aに4t程度散布し、耕転、土ごと発酵を鶏糞で行いました。
(写真は、5月12日に散布した後の様子)

それを、再好転して、玲二さんにお願いして、畝たて機を手配してもらいました。
地元有機農業研究会の友人のかたにお願いして、機会を借りてきました。
(写真は、玲二さんのブログで)
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毎年この時期に植えている、黄金千貫(こがねせんがん)。
白い芋で、食味も甘く、風味豊かで、ポクポクしたお芋。
焼酎用の原料として、毎年植えていますが、食べてもウマイ!お芋です。
昨年の収穫の様子は、こちらから。

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そして、今日、とってもいい雨になりました。植えたばかりの苗にとって、いい根じめになり、いいタイミングで植えることができました。
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しばらくは、「くたっ」としていますが、徐々に元気になると思います。

大きくなるのが楽しみ♪
時々、このお芋もご紹介していきますね。

赤尾
  1. 2008/05/24(土) 11:17:28|
  2. 芋栽培
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シャルドネ 満開

i-IMGP8070 1
シャルドネ ほぼ満開となりました。
特に早かった6耕区シャルドネは、結実して、粒が目立ちはじめました。
一眼レフのデジカメもって、マクロレンズの50mm F2.8で
開花の接写を撮ってみました。

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イイ感じで2粒の花が揃って開花。
ファインダーを覗くと、別世界が広がって楽しいです。

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今年も順調な開花を終えました。
地元有機農業研究会の土づくりに取り組み始めて、10年ほど。
開花時期に心配される灰色カビ病など、心配なし状態。
健康なブドウになりました。


赤尾
  1. 2008/05/22(木) 13:33:41|
  2. 栽 培
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枝の誘引

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彼の持っている道具を「誘引機」と言います。
枝が伸びてきたものを横に倒して、止めていきます。
英語で、「training」(トレーニング)枝の伸びる方向を決めるために、横に倒して止めていきます。(方向性を決めるために止める。)この後枝は、しばらく横に伸びて、下のほうにたれていきます。

彼の名は、masaki。ワイナリーでアルバイトしはじめた頃は、21歳。現在は、26歳。ブドウと農場スタッフによって、しっかり、誘引されています。(笑)しっかりしてきて、いろんな仕事も覚えてきました。
私も都農ワインに誘引されています。。。

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この誘引機で、1本ずつ枝を倒して止めていきます。
握力が鍛えられ、スタッフの手には、マメができるほど。。。
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葉を傷つけないよう、慎重に。。。
youingo2.jpg i-youingo ブドウ 6
この仕立て方を棚仕立てと言います。通常、よく言われるのは、「ワイン用は、垣根仕立て」と言われます。これは、下から上に枝を誘引していきます。上に上に誘引していくような感じです。
当初、この方法を都農でもやってみたのでが、結果が悪く、こちらの農家さんが栽培している方法、棚仕立てに切り替えました。この方が結果がいいので、都農では、変則的な棚仕立てで、すべてのブドウ品種を栽培しています。

赤尾
  1. 2008/05/20(火) 22:58:00|
  2. 栽 培
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今日の花:Chardonnay

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シャルドネ6区の開花が50%を超えました。
短期間で一期に咲きほこってきました。

灰色カビなどの病気の気配も無し。
天候にも恵まれてます。
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一番遅そうな生育をしていた5耕区もはじまり。
あと4~5日後には、満開になりそうです。
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毎年気にして見ている、農場横の千段の樹の花。
今年もシャルドネは、栴檀の樹(せんだんの樹)の花と同じ日に開花がはじまり、
同じように満開になりそうです。栴檀の花もキレイ♪
  1. 2008/05/18(日) 08:06:20|
  2. 栽 培
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開花 シャルドネ

シャルドネの開花がはじまりました!!
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写真は、シャルドネの開花前の蕾。
まだ、走り咲きという感じで、全体でみると1%前後の開花。
今の蕾を見ていると、黄色く熟れてきて今にも咲きそうな感じです。
この数日、朝晩が涼しく、ブドウもじっくりとしています。
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写真は、開花途中の様子。
一粒一粒が咲く際に、「おしべ・めしべ」を守る、『キャップ(花冠)』を
持ち上げていきます。(花冠をかかんに持ち上げています!!)
洋服を脱ぐときのような感じですね。

この日中の暖かさで揃ってくると思います。
開花時期の天気によって、作柄も変わってくるほど、今の時期は
大事な時期です。作業も遅れることなく、順調に進んでいます。
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これからの数日で、どのくらい咲くのか見ていきます。

20080515cha 4
天気もしばらく良いみたいですし、満開がいつになるか楽しみです。


赤尾
  1. 2008/05/15(木) 09:59:56|
  2. 栽 培
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グラスとワインの相性診断

先日、熊本で開催された『グラスとワインの相性診断』という
セミナーに参加してきました。とーっても楽しかったです。
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グラスって、奥深く面白い。
無意識に口に流れ込むワインを意識して設計し、ワインをより楽しくさせてくれるのがグラスの役割。驚きました。今回は、4種類のグラスを使って、4種類のワインを診断してみるという企画。

講師は、「リーデル社」のワイングラス・エデュケイター「庄司大輔」氏。ソムリエ呼称資格を持ち、99年にボルドーで醸造にも携わり、06年には、その活躍ぶりに「シニア・ワイングラス・エデュケイター」へ昇格、という庄司さん。
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グラス部位の呼び方
飲み口をリム、グラスの胴部分をボール、脚をステム、台をベースと言います。リーデル社のグラスの名前にワインの産地や品種のものがあるほどたくさんの種類があり、ハンドメイドとマシンメイドの2つに分かれています。
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味わいの違い
グラスの形状の決定は、ある程度の種類のサンプルを沢山作って、多くのワインメーカー、専門テイスターのテイスティングによって、形状を絞り込んで、作り込んでいくようです。

リムとボールの形状で、口の中へどのようにして流れるのかを左右し、舌のどの味覚ゾーンに接触するのかを決められます。香り方や酸味、渋み、果実味、余韻がグラスによって大きく左右されます。「ワインの個性によってグラスの形状が決定される」というリーデル社のグラスです。高いわけですよね。
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本当にリムとボールの形状によって、顔の向きが上になるか水平になるか、下になるかと自然に飲む姿勢は決められます。面白かったのは、紙コップ。グラスと紙コップを比べるとワインの味わい、風味が全然違っていました。ワインの良さを認識して、グラスをチョイスすることがワインをより楽しめると感じました。

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酸味のしっかりとした、すっきりと、爽やかな白ワインには、リムの口径が狭く、ボールの大きすぎないグラスを。写真右。(ソービニヨンブラン)都農ワインでいうと、キャンベル、うめワイン、シャルドネ アンウッド。

複雑味のあるワインでまろやかでこってりとした白ワインには、リムの口径がやや広く、ボールが大きいグラスを。写真左。(モンラッシェ)都農ワインでいうと、アンフィルタード。

酸味のしっかりとした赤ワインで、果実味やバランスを楽しむワインには、リムの口径がやや狭く、ボールの大きいグラスを。写真左から2番目。(ブルゴーニュ)都農ワインでいうと、シャルドネ エステート、ベリーA。

タンニンも豊かで、ボディーのしっかりした赤ワインで味わい、風味を楽しむワインには、リムの口径が広く、ボールの大きいものを。写真右から2番目。(ボルドー)都農ワインでいうと、ベリーA エステート。

と基本的な4アイテム。白2種類、赤2種類のグラスを変えながらテイスティングしました。まさに、ワインの個性、キャラクターを生かす楽しみ方でした。

このグラス4つを参加料の代わりに頂くことができましたので、早速いろいろ実験してみます。グラスでこれほど味わいが変わるとは。。。撃沈しました。。。


赤尾
  1. 2008/05/13(火) 07:59:02|
  2. ワインと食・健康
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シャルドネ 開花期近づく

前線の影響で、昨日は一日冷たい小雨が降っていていました。
今日も肌寒く、曇天。梅雨の気配を感じますね。
気になる台風2号。現在920hpa。。。相当強烈に強い勢力。
日本付近を通る予報ですが、怖いですね、、、
漁協、日向灘の荒れた波しぶきがワイナリーからも見えます。
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台風も気になりますが、開花前のシャルドネの6耕区の写真。
房の梗(こう)が随分伸びてきました。そして、粒をよく見ると
筋が見えてきました。開花間近の印象を受けます。
来週は、下草も刈りはじめます。枝の誘引も次々とこなして
いかなければなりません。遅れないよう、段取り良く。。。

赤尾
  1. 2008/05/11(日) 06:56:20|
  2. 栽 培
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シャルドネの枝ぶり

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誘引した枝の節々が力こぶのように、グンっと大きくなり、
枝がひき締まったように見えます。
枝の色や葉の大きさ、色、日替わりに成長していきます。
葉柄の付け根にある、来年の芽が、赤く色付きはじめました。
少しずつ、来年の準備もはじめているような、枝ぶりです。

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房も次第に伸びてきて、どんどんと姿をブドウへと変えてきました。
この小さな粒々が一粒ずつ花咲いてきます。開花まであと2週間弱。

連休中は、何とかお天気も良く、大変賑わいました。
GW、無事終わりました。今年は、地元のお爺ちゃんたちと
子供たちの竹遊び「昔懐かし竹遊び」は、とても楽しかったです。
主役は子どものはずが・・・、お爺ちゃんたちハリキッテ凄かったです。
また、後日ブログでご紹介しますね。


赤尾
  1. 2008/05/07(水) 22:28:45|
  2. 栽 培
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五月晴れのブドウ園

初夏を思わせる天気で、昨日の日中は、28℃くらいまで
あがりました。ジリジリ♪と肌を焦がす音が聞こえてきそうな
日差しの強さ、、、明日は、大雨の予報で、4、5日おきに雨です。
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写真は、ベリーA。徐々に大きくなった葉が重なり合って、
グリーンのトーンが綺麗でした。
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昨日は無理を言って、お休みを返上して、玲二さん中心に、
枝の誘引をしてもらいました。6耕区のシャルドネです。
他園よりも伸長が早いのですが、力強く伸びてます。
連休明けスタートだと伸びすぎて、ビニールにあたって、
枝が折れたり、隣の枝と絡まったりと、遅れると大変です。
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下草もボーボー元気!イネ科の草がしこってきました。
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今時期は、朝6時くらいから農場です。朝露がいつも綺麗です。
葉面散布や野菜の手入れ。少しずつ、体も軽くなってきました。
これから、開花まで、しっかり見ていきたいです。

赤尾
  1. 2008/05/04(日) 13:30:58|
  2. 栽 培
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一次伸長の果房

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シャルドネ、開花前2週間ほどになりました。
今後の2週間は、特に目が離せません。
今年は、全体的に小房が多いような印象を受けますが、
順調に推移しています。揃いもよく、コンパクト。
i-R0011155.jpg
気になる、アンフィルタードの畑、6耕区は、
大きい、という印象を受けますが、葉色濃く、艶もあり
しっかりしている感じです。

でも、ブドウは1週間刻みで見ていっても、
ホント大きくなるスピードは速いです。

赤尾
  1. 2008/05/03(土) 08:23:55|
  2. 栽 培
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ようこそ都農ワインへ!!


小畑 暁      赤尾誠二



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プロフィール


小畑 暁(おばたさとる)
1958年:北海道旭川生れ
帯広畜産大大学院修了(農産化学専攻) 、1984年:海外青年協力隊員としてボリビアへ
1988年:南九州コカ・コーラ海外事業部就職 関連ワイン会社にてワイン醸造研修 1992年:ブラジルの現地法人ワイン工場に支配人として赴任、ブラジルのワインコンテスト新酒部門で1位に入賞
1996年:(有)都農ワインに工場長として就任
2001年:県地域づくり奨励賞受賞

そして:

赤尾誠二(あかおせいじ)
1974年:宮崎県児湯郡川南町生まれ
1993年:高鍋農業高校卒業
同年4月:技師として都農町役場に採用、宮崎県食品加工開発研究センター微生物応用科で一年間研修、都農町果実酒醸造研究所にて3年間の試験醸造に携わる
1994年:山梨のワイナリーにて研修
1996年から都農ワイナリーで栽培、醸造に携わる
2000-2001年:カリフォルニア サクラメントで開催されたUnified Wine&Grape Symposiumに出席
2006年2月:日豪交流事業の一環として、日本を代表して、豪ティンタラワイナリーで2ヶ月半の醸造研修
豪交流年プレスにて紹介
同年8月都農町役場退職、有限会社 都農ワイン就職、工場長代理となる。

お問合せ

(有)都農ワイン
〒889-1201
宮崎県児湯郡都農町大字川北14609-20
電話:0983-25-5501FAX:0983-25-5502