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小畑 暁・赤尾誠二の 挑戦!ブドウ栽培とワイン醸造

雨の日も風の日も台風の日も!私達が農園と蔵から新鮮情報をお届けします!

2010シャルドネ 収穫はじまる!

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先週から一部のシャルドネの収穫をはじめました。
ブドウには厳しい作柄になった2010年。
今年は、曇雨天につきます。
地球規模の異常気象に驚いた年でもありました。
また、4月から6月までの日照がブドウの生育にとても
大事なんだと再認識させられました。

ただ、天気を悪者にしていても、なにもはじまりませんので、
今年気候条件下で反省すべき点がいつくかあります。
葉面散布の徹底や肥培管理、草管理などもっとやれることが
あったとも感じています。今年の経験を来年につなげたいです。

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しかも今年は、口蹄疫で暗く沈んだ中でのブドウ栽培でした。
精神的にきつい時期でしたが、けなげに育つブドウを
スタッフみんなで管理してきました・・・。

7月に入ってからは強い日照に恵まれました。
お陰で、若干の回復を見せてくれたシャルドネ。
傷んだブドウを綺麗に取り除きながら、健全な果実のみを
収穫し、丁寧にワインを造っていきます。

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ワインは年ごとに味が変わります。
それは、毎年気候が違うのでブドウの質が変わるからです。
その違いを楽しめるのもワインの魅力です。
2010年産のワインをみんなで楽しめるよう醸していきます。

赤尾
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  1. 2010/08/31(火) 22:55:19|
  2. 栽 培
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マスカット・ベリーA 赤ワインの仕込みはじまる!

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マスカット・ベリーAの仕込みもはじまりました。
年々人気も上がってきている、都農ワインの人気赤ワイン
マスカット・ベリーA」。ライトでスッキリとした、
飽きのこない味わいがこのワインの特徴です。

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赤ワインは、果皮ごと発酵させ、色や味を引き出します。
タンクの中で1晩冷やしたのちに、酵母を加えるという、
コールドソークという仕込み方法をとっています。
そうすることで、フルーティーさも楽しめるようになります。
1週間ほどかけて発酵させた後に搾ります。

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ワインのタイプごとに機械器具の設定、仕込み方法も異なり、
今週、来週とかけて、いろいろな仕込みが重なってきますので、
キツイですが、楽しいひと時でもあります。

赤尾
  1. 2010/08/23(月) 18:45:41|
  2. 仕込み
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  4. | コメント:0

ピノ・ノアール 収穫 2010

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毎日、毎日、ホント暑いです。。。
牧内農園の収穫の皮切りは、ピノ・ノアールになりました。
その後は、シラーを収穫し、シャルドネ、マスカット・ベリーA
という流れで9月中旬に終わるように計画を立てています。

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今年は、長い曇雨天に悩まされましたが、そんな中でも
スタッフもブドウもよく耐え、頑張ってくれました。
先週は、脱水症状になったスタッフもいたり・・・、
体調管理にも気をつけながら、のりきっていきたいです。


赤尾
  1. 2010/08/19(木) 17:08:30|
  2. 栽 培
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ワインの発酵は、温度管理が命。

N-IMGP8225_20100816123956.jpg
キャンベルの発酵も順調に進んできました。
発酵のモニターは、比重を基準にしています。
その発酵の進め方の大事なポイントは、温度管理。
日々の分析を通して、0.5℃ずつ補正して、
綺麗な発酵を2週間程度進めるています。

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綺麗なピンク色の泡。
これは発酵によってでてくる炭酸ガスです。
今一番活性の高い状態でこの泡が目安になります。
イチゴやモモの甘い香りが漂います。

赤尾
  1. 2010/08/16(月) 12:40:33|
  2. 醸 造 
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キャンベルの仕込み今日で終了!

N-IMGP8234.jpg
80トンほどのキャンベルを1週間で搾りました。
写真の彼は、ニュージーランドで10年ワイン造りをしていた、香月。
今年から仲間に加わりました。都農ワインの仕込みは初めて。
甘く華やかなキャンベルの香りに感心していました。
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今年は、小粒のブドウが多く、程よい酸味がスッキリしていて甘いです。
搾汁の方法も今年風にアレンジしながら良質な果汁を搾るよう努めてきました。
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1kgでおよそ1本分(750ml)のワインができます。
発酵も順調にはじまりました。
温度に気を付けて、低温でじっくりと発酵させます。
発酵しながら、イチゴやモモのような甘い香りも出てきます。

赤尾
  1. 2010/08/13(金) 11:20:51|
  2. 仕込み
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黄色く色づき始めた、シャルドネ。夕日でキラキラと輝く。

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最近の午前中は、雨。昼から晴れ。
というパターンが続いています。
ホント、気候が変です。亜熱帯の気候みたい…。

でも、澄んだ時の空気は気持ちいいです。
夕方農園を回ると、キラキラと輝くシャルドネを見ることができます。
なんとも綺麗で別世界。この綺麗な感じのまま、収穫したい。
糖度や風味がのることによって、ワインのクオリティーも
あがりますので、今しばらくの辛抱。
黄色く色づき始めた、シャルドネでした。


赤尾
  1. 2010/08/08(日) 19:37:43|
  2. 栽 培
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2010年産 キャンベル・アーリー ワインの初仕込み!

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8月5日、2010年産ブドウ、キャンベル・アーリーの
仕込みが始まりました。ビンテージ2010年の初ブドウです。
今年は作柄には恵まれませんでしたが、農家さんたちの努力で、
立派なブドウをいただきました。
作柄の違いを楽しむのもワインの魅力の一つです。
最善を尽くして醸造していきます!

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キャンベル・アーリーのロゼワインは、都農ワイン人気No,1の
ワインです。これから、薔薇色のチャーミングなワインへと
生まれ変わります☆彡

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ブドウ房の粒と枝を分ける除梗機を通して搾ります。

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約2ケ月かけて、ブドウからワインへと変わります。
今年のブドウは、スッキリとキレのある酸味が特徴のキャンベル。


赤尾
  1. 2010/08/06(金) 18:00:30|
  2. 仕込み
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  4. | コメント:2

後半の巻き返しなるか、この日差しに期待。

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ホント暑いです。。。
猛暑続きで、溶けそうな暑さ。
入道雲も多く見かけるようになりました。

太陽の光を充分受け、グングンと糖度を伸ばし、
風味をのせ、今月末には収穫を迎えるシャルドネ。
後半の巻き返しに期待したいです。


赤尾
  1. 2010/08/03(火) 07:04:57|
  2. 栽 培
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  4. | コメント:0

ようこそ都農ワインへ!!


小畑 暁      赤尾誠二



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プロフィール


小畑 暁(おばたさとる)
1958年:北海道旭川生れ
帯広畜産大大学院修了(農産化学専攻) 、1984年:海外青年協力隊員としてボリビアへ
1988年:南九州コカ・コーラ海外事業部就職 関連ワイン会社にてワイン醸造研修 1992年:ブラジルの現地法人ワイン工場に支配人として赴任、ブラジルのワインコンテスト新酒部門で1位に入賞
1996年:(有)都農ワインに工場長として就任
2001年:県地域づくり奨励賞受賞

そして:

赤尾誠二(あかおせいじ)
1974年:宮崎県児湯郡川南町生まれ
1993年:高鍋農業高校卒業
同年4月:技師として都農町役場に採用、宮崎県食品加工開発研究センター微生物応用科で一年間研修、都農町果実酒醸造研究所にて3年間の試験醸造に携わる
1994年:山梨のワイナリーにて研修
1996年から都農ワイナリーで栽培、醸造に携わる
2000-2001年:カリフォルニア サクラメントで開催されたUnified Wine&Grape Symposiumに出席
2006年2月:日豪交流事業の一環として、日本を代表して、豪ティンタラワイナリーで2ヶ月半の醸造研修
豪交流年プレスにて紹介
同年8月都農町役場退職、有限会社 都農ワイン就職、工場長代理となる。

お問合せ

(有)都農ワイン
〒889-1201
宮崎県児湯郡都農町大字川北14609-20
電話:0983-25-5501FAX:0983-25-5502